「どうして、わかってくれないの?」
そう感じて、苦しくなったことはありませんか。
・ちゃんと伝えたつもりなのに、伝わらない
・気持ちを話したのに、アドバイスで返される
・そのうち、悲しさや怒りが大きくなる
共感されないことは、誰にとっても心地よいものではありません。
多くの場合は
「この人には伝わらないのかもしれない」と
少し距離をとる方向に向かいます。
けれど中には
わかってもらえないことが、強い苦しさとして残り続ける人がいます。
・何度も伝えようとしてしまう
・わかってもらえるまで終われない感覚がある
・怒りや悲しさが大きくなり、関係がこじれていく
この記事では
なぜ「わかってもらえないこと」が
ここまで苦しくなるのか
その背景にあるパターンを整理していきます。
共感されないときに起きていること
気持ちを話したときに
「こうしたらいいんじゃない?」
「それは考えすぎだよ」
と返ってくることがあります。
内容としては間違っていなくても
そのとき感じるのは
「わかってもらえなかった」という感覚ではないでしょうか。
このとき起きているのは
単なる意見の違いではなく
・自分の感じていることが受け取られなかった
・気持ちの居場所がなくなった
という感覚です。
そのため
安心できるはずの関係の中で
逆に孤立感を感じることもあります。
なぜ「ただのすれ違い」で終わらないのか
ここが大切なポイントです。
同じように共感されなくても
「仕方ない」と切り替え
その後の距離感を調整していける場合と
強い苦しさとして残る場合があります。
この違いは
今のやりとりだけで決まっているわけではありません。
背景にある「わかってもらえなかった体験」
例えば
・気持ちよりも正しさを優先されてきた
・「そんなことで?」と軽く扱われた
・「そんな風に言うもんじゃない」と否定された
こうした経験が重なると
人は無意識のうちに
「わかってもらいたい」と言う思いが強くなり
わかってもらえることで、安心しようとする状態になります。
そのため
わかってもらえないと
ただ残念、では終わらず
・不安になる
・悲しさが大きくなる
・関係そのものが揺らぐ
といった反応が起きやすくなります。
そして、現在、そのような人が現れると
昔の関係の中でできなかったことを
やり直そうとするかのように
必要以上に
わかってもらおうとしてしまう行動に
出てしまうことがあります。
このような背景ですから
特に、距離の近い相手(パートナーなど)に
その思いが向くことが多いのです。
友達には冷静に対応できても
パートナーには、冷静でいられない
と言うことも往々にしてあることです。
なぜ、何度も伝えようとしてしまうのか
この状態になると
・言い方が悪かったのではないか
・もう一度伝えればわかってもらえるのではないか
・もっと正確に伝えれば伝わるのではないか
と感じて
何度も説明しようとすることがあります。
わかってくれる人に
なって欲しいのです。
それでも伝わらない
取り合ってもらえないと
・どうしてわかってくれないのか
・こんなに伝えているのに
という思いが強くなり
怒りや悲しさにつながっていきます。
ここで起きているのは
コミュニケーションの問題というよりも
安心できるかどうかの問題です。
この状態だと
相手の反応によって
自分の安定が大きく左右されるため
関係が不安定になりやすくなります。
気持ちを言葉にできていないことで
『わかってもらえない』と感じている場合は
こちらの記事で整理しています。
▶︎「私のことなんて、どうせ、誰もわかってくれない」と悲しんでいるあなたへ|
わかってもらえるようになるための3つの視点
大切なのは「何が起きているか」を知ること
ここまで見てきたように
・わかってもらえないと苦しい
・何度も伝えてしまう
・感情が大きく動く
こうした状態には
背景となるパターンがあります。
まずは
自分の中で何が起きているのか
を知ることが
関係の見え方を変えるきっかけになります。
相手の問題としてだけではなく
・なぜここまで強く反応するのか
・どんなときに同じことが起きるのか
そうした視点で整理していくことで
これまでとは違った見え方になることもあります。
まとめ
「わかってもらえない」という苦しさは
・気持ちが受け取られないこと
・安心できる感覚が揺らぐこと
に関わるものです。
そしてそれは
今の関係だけでなく
これまでの関係の中で作られてきたパターンが
影響していることもあります。
人との関係の中で
コントロールできないように感じるやりとりの背景には
・受け取り方のクセ
・反応のパターン
・これまでの関係の影響
が重なっていることがあるのです。
そうした部分は
一人で考えていると
見えにくいこともあります。
自分の中で起きていることを
少し整理してみたいと感じたときは
そうした視点から一緒に見ていくこともできます。



