今日は、母の日ですね。
何かされましたか?
私は、電話だけしました。
そして、伝えました。
「いつも、ありがとう」
たったそれだけですが、
電話越しの母の声が、少しだけ変わったように感じました。
なぜ「ありがとう」は愛を伝える言葉になるのか
日本人にとって、
「愛してる」
という言葉は、
少しハードルが高いものかもしれません。
欧米では、家族の間でも自然に使われますが、
日本では、パートナーに対してでさえ
あまり口にしない人も多いと思います。
だからこそ、
「愛してる」と言われると
どこか照れくさかったり、
場合によっては違和感を覚えることもあります。
けれど、日本人も
愛を求めていないわけじゃない。
むしろ、強く求めているものの一つかもしれません。
そんな日本人にとって、
「いつも、ありがとう」
という言葉は、
無理なく、自然に
愛を伝えられる言葉なのかもしれません。
「してくれたこと」への感謝だけでなく、
その人がそこにいてくれること
その存在そのものへの感謝という愛が
この言葉の中には、含まれているように感じます。
「ありがとう」は、愛を受け取ることでもある
本来、「ありがとう」は
何かをしてもらった側の言葉です。
けれど、
誰かのために何かをした人にとっては
その人から「ありがとう」と言われることは
それをちゃんと受け取った、というサインでもあります。
そのやりとりの中には、
愛が循環している感覚があるように思います。
だからこそ、
「ありがとう」と言われると
嬉しくなるのかもしれません。
逆に言うと、
何かしてもらった時
「ありがとう」より「ごめんなさい」が出てくる人は
愛を受け取ることに、どこか抵抗がある状態とも言えます。
「いつも」が含むもの
「いつも、ありがとう」という言葉には、
一つひとつの行動に対する感謝とは違う
少し広い意味があります。
日常の中で、
気づかれないままになっていることや
当たり前になっていることも含めて
一つ一つに言えてなかった「ありがとう」を
全部含めて受け取っている感覚。
そうしたものも含まれていると感じられるからこそ、
自然と出てくる言葉なのかもしれません。
だからこそ、言われた側にとっても
「ちゃんと届いていたんだ」
と感じられる言葉になるのだと思います。
自分に向けて使う「ありがとう」
そして、もう一つ。
この言葉は、
自分に向けて使うことも、とても大切なことだと思っています。
私たちの体や心は、
意識していないところでも
ずっと自分のために働き続けています。
そんな自分のひとつひとつのパートに対して、
「いつも、ありがとう」
と声をかけることは、
自分を大切に扱うことにもつながります。
まとめ
誰かに伝える言葉としても、
自分に向ける言葉としても、
「ありがとう」は、
少しずつ関係性を変えていく力を持っているように感じます。
最後に、今日はあなたにも。
いつも、読んでくださって
ありがとうございます。
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