※この記事は、「他人軸」と「自分軸」の違いを、
日常の感覚から体感的に理解するための代表記事です。
人混みで、なぜか疲れてしまうあなたへ
あなたは、人混みが疲れますか?
いわゆる「人酔い」をする人もいますよね。
また、人混みで
なぜかよく人にぶつかってしまう、
という人もいるかもしれません。
この記事では、
- 人混みで疲れてしまう理由
- 気をつけているのに、なぜぶつかるのか
- そして、人混みを少し楽に歩けるようになる視点
についてお伝えします。
実はこれ、
人生の歩き方そのものにも、まったく同じことが言えるのです。
なぜ、人混みで疲れるのか。なぜ、ぶつかってしまうのか
あなたが
人混みで疲れてしまったり、
よく人にぶつかってしまう理由。
それは、とてもシンプルです。
人を「見過ぎている」から。
前から来る人が
どちらに進もうとしているのか。
一人ひとりに焦点を当てて
確認していませんか?
ぶつからないように、
相手を見て、相手に合わせて、
自分の進む方向を決めようとしていないでしょうか。
特に、
「人にぶつかってはいけない」
「迷惑をかけてはいけない」
と強く思っている人ほど、
この見方をしていることが多いです。
でも実は、
それが逆効果なのです。
気をつければ気をつけるほど、
かえって疲れやすくなり、
ぶつかりやすくなってしまいます。
なぜ、それが逆効果になるのか
人混みの中で
行き交う人を一人ひとり見ていると、
- 焦点を合わせる場所が次々に変わる
- 目の調節機能を酷使する
- 脳が常に判断を求められる
という状態になります。
その結果、
車酔いに似た感覚である
「人酔い」が起きやすくなるのです。
さらに、
あなたは相手の動き次第で
自分の進路を決めようとしているため、
周囲から見ると動きが読めません。
相手を見極めるのがギリギリになると、
あなたの動きは
「予想できない急な動き」になります。
しかも意識は
前から来る人だけに集中しているため、
後ろや横にいる人の存在は
視界に入りにくくなります。
その結果、
思いがけない方向から
ぶつかられてしまうのです。
人混みを、少し楽に歩くための視点
では、
「人を見ないようにする」とは
どういうことでしょうか。
それは、
自分の行きたい方向を見ることです。
人には「周辺視野」があります。
遠くに焦点を合わせなくても、
前から来る人の存在や動きは
自然と視野に入っています。
相手をじっくり見なくても、
顔や体の向きで
どちらに進もうとしているかは
十分にわかるのです。
一方、
あなたが自分の行きたい方向を見ていれば、
顔や体も自然とそちらを向きます。
すると周囲の人からも、
「この人は、こっちに行きたいんだな」
と伝わります。
その結果、
お互いに自然な距離を保ちながら
「なんとなく、ぶつからない」
状態が生まれます。
これまで
人混みで疲れていたあなたは、
この流れから外れた
少し特殊な動きをしていただけなのです。
今日からできる、小さな練習
最初は少し不安かもしれません。
でも、
「ぶつかってもいい」くらいの気持ちで、
目の使い方を練習してみてください。
イメージは、
車の運転をしている時と同じです。
すれ違う車を
一台一台じっくり見ることはありませんよね。
行きたい方向を見ながら、
全体に目を配る。
それだけです。
使っていなかっただけで、
物理的な視野も
少しずつ広がっていくはずです。
※周辺視野を使うのが難しいと感じる方は、
目のトレーニングで改善が見込める場合もあります。
(焦点を近く・遠くに交互に合わせる、
両眼視トレーニングカードなど)
人生も、まったく同じです
ここまで読んで、
お気づきかもしれません。
これ、
人生にもそのまま当てはまります。
人がどう思うか。
人がどう動くか。
人にどう見られるか。
そればかりを見て
自分の出方を決めていると、
人生はとても疲れます。
それよりも、
- 自分は、どうしたいのか
- どこへ向かいたいのか
そこを見て進んだ方が、
無理なく、
ぶつかることなく、
歩いていけるのです。
人混みで疲れる人は「他人軸」
人混みで疲れる。
よくぶつかる。
それは、
人を優先し、
自分が進路を変え続けている状態。
つまり、
他人軸の生き方です。
まずは、
自分の行きたい方向を見て歩いてみる。
それだけでも、
自分軸の感覚に触れる練習になります。