「しんどい」毎日からの脱出

被害者意識が強い人って、結局、どんな人? 幸せになれないその特徴と手放し方

被害者意識が強い人とは 「しんどい」毎日からの脱出

「被害者意識」って言葉、聞いた事がありますか?

幸せになれない人の心理特徴、その筆頭です。

なぜ、幸せになれないかというと
人間関係を壊すからです


被害者意識の意味を確認しましょう。

必ずしも被害を受ける立場にあるわけではないのに、自分は被害を受けている、受けるに違いないと思い込むこと。

また、自分の誤った行為を正当化するために、責任を他者や生育環境などに転嫁し、自分こそ被害者だと思い込むこと。

goo辞書

こんな風に言われると、
自分がそうだなんて
思いたくないですよね・・・

だって、
被害を受けていると感じるし
受けることを怖がっている

自分のことは嫌いだし

本当に日々、
辛い思いをしていると
思うからです


それなのに、そんな風に言われたら
わかってもらえない」って
それすら、被害に思っちゃいそうですよね^ ^


今日は、そんなあなたにこそ
伝えたいこと


被害者意識が、人間関係を
どう壊していくのか


本当は、人との繋がりを
一番欲しているはずなのに

なぜ、そんな裏腹なことになるのでしょう?

被害者意識の強い人が思っている被害って、何?

では、被害者意識が強い人が受けていると思っている「被害」って
結局のところ、何でしょうか。

それは、
実際に小さい時に

受けてきたからこその
3つの被害と

もう一つの側面からの被害
があります

それらが、被害を受けていない今も
被害者意識を生み出してしまうのです

ご紹介しますね

「やらされる」被害(支配)

被害者意識が強い人が持つ感覚に

「強いられる」
「やらされる」
「支配される」感があります

誰かの言うことを
我慢して、従っている


そんな感覚です

そりゃー、嫌だし
ストレスも不満もたまる
というものです!

極端な話で言えば
生きていることすら、

産んでくれなんて
頼んでもないのに

やらされている感があるしょうf^_^;

「責められる」被害

二つ目は、「責められる」被害

「お前が悪い」
「お前のせいだ」と
結果についての責められたり

「何やってるんだ」「ろくなことしない」の
「何でしないんだ」

したこと、しなかったことで
責められる

先に挙げたやらされ感の被害と
セットになっていることも多いですね

言った通りにやらないと文句を言われ

やったらやったで、
その出来に文句を言われ

悪い結果になったら、
自分のせいにされる

いやー、いんどい!!

ですよね

「大切にされない」被害

最後は、

「大切にされない」「愛されない」
「拒絶される」「見捨てられる」
被害です

これが怖いから
先述の2つに耐えるって構図です(涙)

もう一つの側面「こんな私になった(された)」被害

また、
もう一つ側面からの被害があります

それは、
今の自分の現状に満足いかず
物事がうまくいかないとき

誰かのせいに(特に親)してしまうのものです

こんな私になったのは
親のせいだー!!
って

もしかすると
心の勉強をして

小さい頃のことが
今の自分に強く影響していることを
知ってから、

そう思うようになる人もいるでしょう

はい、私です・笑

すべての悪の根元を親に集中させ
恨みます!

被害者意識が、どう人間関係を壊すの?

では、被害者意識が、
どのように人間関係を壊すのでしょうか。

「やらされ感」による人間関係を壊し方


一つ目の「やらされ感」は

本当は、強いられているわけでもないのに

(ここが重要です。
もう本当は強いられてないのです)


「人の言うことに従わなくてはいけない」
「人に合わせなくてはいけない」

と頭にインプットされていることから

自分で勝手に我慢して
やることで、

やらされている感を
勝手に募らせます

そして、
相手への不満とストレスを
溜め込みます

溜め込めているうちはいいのですが

それがある一定量を超えた時

あるいは、

これだけは、
私のお願いを聞いてほしい

と思って言ったことを
相手が受け入れない時に

なんで、ずっと私は言うことを聞いてきたのに
私のささやかなお願いは聞いてもらえないのか!



相手への怒りとして
感情を爆発させてしまうのです


これは人間関係を壊すほどのパワーです

この仕組みについては
こちらに詳しく書いていますので
参考にしてくださいね

また、その爆発の仕方、表現の仕方は、
「大人の拗ね」になっていることがほとんど

相手に強いてしまうのです

ちなみに、まれに、
ブチ切れて、関係が良くなることもあります。

それは、どんな状況で起こるかというと

本当に、大人しくしていることをいいことに
支配して、

問題ないだろうとタカをくくってる人
あなたの苦しみに気づかない人に

本気でブチ切れて
もうどうにでもなれ!と、ぶちまけると
その「支配-従属」の関係が解消されることがあります!! ^ ^

後で詳しく書きますが、

それは、あなたがその人の支配から
抜け出すと同時に

「その人からの庇護がなくなってもいい!」
と覚悟を決められた時です❤︎

「責められ感」による人間関係の壊し方

二つ目の「責められる感」があると

「人は、私が悪いと言ってくる」

と思い込んでいるので

悪い結果になった時に

「私が悪いって言うんでしょ!」
「私が悪いっていいたいんでしょ!」

と攻撃的になります

誰も「あなたが悪い」と
思ってないし、
そう言おうともしてないのに
・・・


で、だいたいが

「だったら、言うけど!
 あなただって!(こんなにひどいことしてる)」

とこれまで自分が我慢してきたことを
言いだしたりします f^_^;

相手からしたら
別にそんなこと思っても
言いたいとも思ってないのに

なぜか話がわけのわからない方向にいって
責められてる

そんな感じです

というわけで
関係が崩れますf^_^;

「大切にされてない感」による人間関係の壊し方

三つ目の「大切にされてない感」は
まさに、「大人の拗ね」
です

相手が何かを
自分に「してくれない」ことを発端に
相手を責め立てる
ことになります

相手からしたら
大切にしてないわけじゃないのに
そう受け取られちゃうから

タチが悪いのですf^_^;

——–
また、「こんな私になったのは親のせいだ」は
「大人の拗ね」そのものです

被害者意識が強い人ほど、加害者になる

こうして、悲しいかな

被害者意識が強い人ほど

被害妄想で

人に強要し、
人を責め立てる人になります


自分がされて、嫌だったことを
することになっちゃうのですから

自分を責めちゃうでしょうし
嫌いになっちゃうでしょう

しかも、
大切な人にほどしちゃうのですから
深刻になるでしょう(涙)


だから
新しい関係を築くとき

本当は、仲良くなりたいけど

心を許してから、
傷つくことをされると
余計に傷つくから

なるべく、心を閉ざして
心の準備をしてしまいます

すべての人を
自分に被害を持たらす人として
接しておいた方が傷つかないから

常に、アンテナを感度MAXにして
張り巡らせちゃう

感度がいいほど
被害妄想が激しくなる
ってことです


自分を守ろうとして
余計に、人間関係が築きヅラくなる

ハリネズミ(ヤマアラシ)のジレンマみたいですよね

(本当は近づきたいのに、互いの針が邪魔だし
互いに傷つけ合うので、近づけない)

また、今の自分がこんななのは
親のせいとした場合

イラついて、
何かにつけて
辛く当たってしまいます



また、
親以外でも

すべての責任を外に求める
マインドなので

何かねにつけて
自分が受けた被害について
「責任取れ!」と攻め寄って仕舞う

それが過剰だったり、
自分の責任部分は棚にあげることで

加害者になります

「かわいそうな私」がしてしまう加害

そんな被害にあっている自分を
「かわいそうな私」と

自分を擁護する傾向があります

これを、心理学では「自己憐憫」といいます

こんな「かわいそうな私」なのだから
「これくらいしてもらってもいいでしょ!」

と、「本当はダメだけど、これくらい
許して欲しい」と思う傾向です

ある意味、特別扱いを求めます

「それをしてくる人だ!」と感じると
相手に、依存、甘えとして出てきて

自分のしてほしいことが
受け入れられなかった場合

「なんでよ、
これくらい、してくれたって、いいじゃない!」

と爆発することになります

特別扱いされないことが
「大切にされてない」になってまうのです

「大切にされる」=
「特別扱いする、特別に言うことを聞いてくれる」

になっちゃう!

ハードル高いですよね



逆に、この
「かわいそうな私」が居心地いい人もいます

なぜなら、「かわいそうな私」だから
人に甘えられるし、人に頼れるし、
人によくしてもらえると思っているからです・・・

なかなか、被害者意識や不幸を手放せない理由が
ここにあります

被害者意識から卒業するには

では、そんな被害者意識から
卒業するには、どうしたらいいのでしょうか。

それには、まず、メリットを自覚し
それを捨てる覚悟を持つ
ことです

メリットって、どういうことでしょう?

人は、自分にとって
いいことしかしません

ということは、
これまで自覚してないでしょうが

そうすることで、
いいことがあったのです

例えば、支配について言えば、

言うことを聞いていた方が楽ってこと

それは、考えなくていいってこともあるし

それでダメだった時に
人のせいにできること


これって、実は、大きいのです

また、言うことを聞いていることで
その人の傘下にいられる

庇護が受けられる
こともありますね

そこにいた方が安全と
思っていることが多いのです

だから、自由よりも
支配されることを選ぶ


それを自分で選んでいたと認めることと

それらを手放す覚悟が必要ですよ


小さな頃は、その人(主に親)の言うことを聞かないと
生きていけなかった事実はあったでしょう

そんな自分ごと、受け入れましょう!!


そんな中で
よくやってきました!


そして、今は、もう大人です

私は、一人でも生きていける!

 っていうか、助けもあるし」

そう言ってみましょう!


メリットで言えば、他にも

先述したように
被害者でいる方が強くいられたり

かわいそうな私でいた方が
助けてもらえると思っている人もいます

それも手放しましょう!

そんな風でいる必要がないのです

だって、
強くなんていなくていいし
かわいそうでなくても
「助けて」って言えばいい
のですから❤︎


そして、

責められることについて言えば

ますば、自分が自分を責めることを
やめましょう!


話は、それからです


と言うか

それがクリアできれば
他の人も、あなたを責めてこなくなりますよ^ ^

一番、責めているのはあなた自身なのです


そして、「自分が悪い」と誰よりも思っているのも
あなた自身
です

「大切にされない!」「大人の拗ね」については、こちらを☆↓

「こんな私でい続けること」で、親に復讐しているあなたへ

最後に、
「こんな私にした」親を恨み

「こんな私」でいることを親に見せ続け
復習しているあなたへ

あなたは、変わることができます

そう、「こんな私」で
何もかもうまくいかなくて

もう、これでいくしかないんだ

と思うから、

誰かを恨むことにエネルギーを使うしかないと
思い込んでいるだけです


変われるし
あなたが生きる世界も変わっていきます

あなたの本当の人生は、これから!

今は、
始まってもないと思ってくださいね!


あなたが、被害者意識を持つようになったのは
自然なことだったでしょう

ただ、そこから抜け出すかどうかは
あなた次第です!

あなたには、その力がありますよ!!

そこから、抜け出した人から
自分の人生を生きるのです

多くの人が
そんなプロセスを踏んでいると思っていいです。

だから、次は、あなたの番です❤︎



親に復讐するために、そのままでいるのは
もったいないですよー

^_−☆

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