「しんどい」と感じるときに

セッションで流れる涙の3つの種類|その違いと意味を整理する

「しんどい」と感じるときに

あなたは、カウンセリングやコーチングを
受けたことがありますか?

その中で、涙が出た経験はあるでしょうか。

セッションの中で流れる涙には、
いくつかの種類があります。

同じ「涙」でも、
そこに含まれている意味やプロセスは
少しずつ異なります。

この記事では、
セッションの中で見られる代表的な
3つの涙について整理していきます。

再体験の涙

一つ目は、再体験の涙です。

過去の出来事を語るとき、
そのとき感じていた感情がよみがえり、
涙が出ることがあります。

悲しみや怒り、悔しさなど、
強い感情がもう一度動くことで
自然とあふれてくる涙です。

カウンセリングの初期段階で、
よく見られるものでもあります。

日常の中で流れる涙の多くも、
この再体験の涙に近いものかもしれません。

もちろん、この涙も
大切なプロセスの一つです。

これまで感じきれなかった感情に
触れていく時間でもありますし、

人前で涙を見せることが難しかった方にとっては、
それ自体が大きな一歩になることもあります。

癒しの涙

二つ目は、癒しの涙です。

これは、表面的な出来事ではなく、
その奥にある「根本的な背景」に触れたときに
生まれてくる涙です。

たとえば、

・「自分には価値がない」という思い込み
・「こうしてはいけない」という禁止
・「こうしなければならない」という義務

そうした、自分を縛ってきた前提がゆるみ、
力が抜けたときに、
自然とこぼれてくる涙です。

また、幼い頃には、
目の前のことで精一杯だったり、
「そんな風に思ってはいけない」と、
思いを置き去りにしていることがあります。

その思いに気づき、
今の自分が受け取ったときにも、
同じような涙が流れることがあります。

それは、

ずっと張りつめていたものが
ほどけていくような感覚だったり、

固く閉じていたものが
ゆっくり開いていくような感覚だったりします。

この涙が出たあと、

・力が抜ける
・表情がやわらぐ
・こだわりが軽くなる

といった変化を感じる方も少なくありません。

心からの愛や望みを語る涙

三つ目は、
心からの愛や望みを語るときの涙です。

これは、特にコーチングの場面で
見られることが多いものです。

本当はどうしたいのか
何を大切にしているのか

そうした、自分の奥にある気持ちに触れ、
言葉にしたときに、涙があふれてくることがあります。

たとえば、

大切な人への想いを言葉にしたとき
心からやりたいことに気づいたとき

理由がうまく説明できなくても、
自然と涙が出てくることがあります。

それは、

無理に作った感情ではなく、
内側にあったものに触れたときの反応ともいえます。

まとめ

セッションの中で流れる涙には、
いくつかの段階や種類があります。

  1. 再体験の涙
     過去の感情がよみがえり、動くことで流れる涙
  2. 癒しの涙
     自分を縛っていた前提や、過去の思いに触れ、
     力が抜けたときに流れる涙
  3. 心からの愛や望みを語る涙
     本当の気持ちや願いに触れ、
     それを言葉にしたときに流れる涙

どれが良い・悪いというものではなく、
それぞれが、その人にとってのプロセスの一部です。

関連記事

涙は、そのときの感情だけでなく、

これまでの考え方や感じ方のクセとも
つながっていることがあります。

もし、もう少し背景から整理してみたいと感じたら、
こちらの記事も参考にしてみてください。

もし、

今、過去の出来事を思い出した涙が多いと感じるなら、

それは、自然な反応でもあり、
多くの方が最初に通るプロセスでもあります。

一方で、

その奥にあるものに触れていくことで、
これまでとは違う涙が出てくることもあります。

・力が抜けていくような感覚とともに流れる涙
・本当の気持ちに触れたときにこぼれる涙

そうした体験は、
一人で考えているだけでは触れにくい部分でもあります。

もし、もう少し深く整理してみたいと感じたときは、
セッションという形で一緒に見ていくこともできます。