「しんどい」と感じるときに

不安に振り回されないために知っておきたいこと〜「恐怖で動く」のではなく「リスクヘッジ」する方法〜

「しんどい」と感じるときに

あなたは
不安になりやすいと感じることはありますか?

不安が強くなったとき、
いてもたってもいられなくなり

「何かしなければ」と
動いてしまうことはないでしょうか。

そのような状態は、
不安や恐怖に引っ張られている状態です。

ただ、ここで一つ大切なのは

不安をきっかけに動くこと自体が悪いわけではない
ということです。

問題になるのは、
その動き方です。

今日は

・恐怖で動くとは何か
・リスクヘッジとの違い
・不安に振り回されないための考え方

を整理していきます。

「恐怖で動く」とは何か

「恐怖で動く」とは

嫌な未来を避けるために、
不安や焦りに押されて行動すること
です。

例えば

「このままだと大変なことになる」
「こうしないと後で困る」

といった情報に触れて

不安が強くなり

落ち着かなくなって
とにかく何かしなければと動いてしまう。

このときの行動は

・自分で考えて決めているというより
・不安に動かされている

状態になっています。

また

「こうしないとダメ」といった言葉に
そのまま従ってしまう場合は

自分の判断ではなく、
外側に委ねている状態にもなりやすいです。

特に

・自分のせいで悪いことが起きるのではと感じやすい
・責任や罪悪感を抱きやすい

こうした傾向がある方は、
このパターンに入りやすい特徴があります。

そして、この動き方には一つ特徴があります。

どれだけ対策しても、不安がなくならないことです。

何かをしても

「それでは足りないのではないか」
「もっとやらないといけないのではないか」

と、次の不安が出てきます。

不安に引っ張られると、人間関係にも影響する

不安に強く引っ張られているときは、

・安心させてほしい
・不安を減らしてほしい

という気持ちが強くなりやすくなります。

その結果

相手に過度に頼ったり、
逆にコントロールしようとしたりすることがあります。

例えば

「何かあったときのために、居場所を知っておきたい」
という思いが強くなると

それに応じない相手に対して
不満や苛立ちが生まれることもあります。

不安そのものが問題というより

不安に引っ張られた行動が、関係性に影響する

という理解が大切です。

リスクヘッジとは何か

では、リスクヘッジとは何でしょうか。

リスクヘッジとは

起こる可能性のあることに対して、
自分で考えて備えること
です。

ポイントは

・不安に押されて動くのではなく
・状況を見て、自分で判断していること

です。

流れとしては、次のようになります。

① 情報を集める(客観的に)
② 自分なりの基準を決める
③ 予防策を考える
④ 起きた場合の対処策を用意する

ここで大切なのは

「どこまで備えるか」という
自分なりのゴールを決めることです。

それは、イコール
どこまでのリスクなら許容するかを
自分で決めることでもあります。

そしてもう一つ大切なのは
自分でコントロールできることと、できないことを分けることです。

具体例:防災対策で考える

例えば、災害対策を考えてみます。

私自身、先日
防災グッズを見直しました。

きっかけは不安でしたが、
進め方はリスクヘッジの形を取りました。

まず決めたのはゴールです。

「数日間(目安は3日)、
ライフラインが止まっても過ごせる状態」

ここを目安にしました。

その上で

・必要なものは何か
・まとめて管理できるか
・自分にとって現実的か

を基準に選びました。

結果として

・保存食や水
・簡易トイレ
・ラジオやライト
・最低限の生活用品

がまとまったセットを用意しました。

ここで大事なのは

完璧を目指していないことです。

実際には

想定外のことも起こるでしょうし、
不便さもあると思います。

それも含めて

「この範囲でできることはやった」
と区切りをつけています。

このときの感覚は

不安が消えたというより

安心が少し増えたというものです。

「恐怖で動く」と「リスクヘッジ」の違い

ここまでを整理すると、違いはこうなります。

項目恐怖で動くリスクヘッジ
出発点不安・焦り状況の理解
判断基準他人・外側自分の基準
行動の感覚落ち着かない落ち着いている
結果不安が続く安心が増える

同じ行動をしていても、
内側の状態が違うのが特徴です。

不安に振り回されないための切り替え方

不安を感じること自体は自然なことです。

ただ

・ずっと不安が続く
・焦りが強くなる
・落ち着かない

この状態になっているときは
一度立ち止まるサインです。

そのときは

「何を避けたいか」ではなく
「どうなったら安心か」に目を向けてみてください。

その上で

・何を知る必要があるか
・どんな準備があればいいか
・どこまでやるか

を一つずつ決めていきます。

これが

不安に動かされる状態から、
自分で方向を整える状態への切り替え
です。

最後に

不安があるときほど、

「何をすればいいか」よりも
「どう考えて動くか」が大切になります。

もし

一人で整理していく中で
少し扱いづらさを感じるときは、

一緒に見ていくこともできます。

無理に進めるのではなく、
自分に合ったペースで整えていきましょう。

 
もう少し整理してみたいと感じたときは、
こちらも参考にしてみてください。