自分らしく生きる

自分らしい幸せの見つけ方・築き方|他人軸から自分軸へ戻るプロセス

自分らしく生きる

「幸せ」は、人によって感じ方が違います。

何を手に入れたら幸せか、
どんな状態になれば満たされるか、
どんな人生を心地よいと感じるかは、本来それぞれ違うものです。

だから、

・これができたら幸せ
・こうなれば成功
・これが正しい人生

といった“幸せの正解のようなもの”が、
全員に当てはまることはありません。

それどころか、
「どこかに幸せの正解がある」と思うほど、
外側の基準に自分を合わせようとしてしまうことがあります。

人から見て正しい人生。
周りから認められる生き方。
世間的にうまくいっていると思われる状態。

それらを目指して頑張るほど、
なぜか満たされない。
何を目指せばいいのかわからない。
自分の幸せがよくわからない。

そんなふうに感じることがあります。

この記事では、
外側にある“幸せの正解のようなもの”に合わせる生き方から、
自分の基準で幸せを見つけ、築いていく道筋と、
その方向へ進むための視点をお伝えします。

「こうすれば幸せ」の時代から、自分で幸せを築く時代へ

かつては、
いい学校へ行き、安定した会社に入り、
結婚し、子どもを持ち、マイホームを持つことが、
幸せの王道のように語られていた時代がありました。

もちろん、その生き方そのものが悪いわけではありません。

けれど今は、
その道を進めば誰もが幸せになれる、という時代ではなくなっています。

価値観も、働き方も、家族の形も、生き方も多様になった今、
外側にある幸せの形をそのまま目指すだけでは、
自分にとっての幸せにたどり着きにくくなっています。

だからこそ、
これからは一人ひとりが、
自分にとって何が幸せなのかを見つけ、
自分に合う形で築いていくことが大切です。

そのために欠かせないのが、
自分の思いや納得を大切にしながら選んでいくこと。

つまり、自分軸で生きることです。

自分軸で生きることは、
自分らしい幸せを築いていくために欠かせない土台になります。

自分らしい幸せに近づくため道筋

人がしんどさを感じるとき、
多くの場合に共通している状態があります。

それは、

自分の基準ではなく、外の基準で生きている状態です。

・こうするべき
・期待に応えなければならない
・ちゃんとしなければならない
・人に迷惑をかけてはいけない
・認められるように頑張らなければならない

こうした基準をもとに頑張っていると、
最初はうまくいっているように見えることがあります。

周りから評価される。
ちゃんとしていると思われる。
人に合わせられる。
期待に応えられる。

それが成長であり、向上であるように
感じられるときもあります。

けれど、その生き方が続くほど、
自分の本当の思いや望みがわかりにくくなっていきます。

こうした基準をもとに頑張っていると、
最初はうまくいっていたとしても、どこかで無理が出てきます。

頑張っているのに報われない
なぜか満たされない
どうしていいかわからない

もし、あなたが、今、
そのような状態で、立ち止まっているなら
それは、自分らしい幸せへと方向を変えているタイミングに
きていると言えるでしょう。

自分らしい幸せへ向かう、他人軸から自分軸へのプロセス

ここからは、
他人軸の状態で生きてきた人が、
どんな流れで自分軸へ向かっていくのか、
その大きなプロセスを見ていきます。

これは、
「こうすれば自分軸になれる」という手順ではありません。

今の自分が、
どのあたりにいるのかを確認するための目安です。

① 外の基準を身につける時期

子どもの頃から、私たちは周囲の価値観の中で育ちます。

・いい/悪い
・正しい/間違い
・こうあるべき
・こうすると褒められる
・こうすると怒られる

そうした基準を学びながら、
「これが普通なんだ」と身につけていきます。

この段階では、
自分の基準と外の基準の区別は、まだほとんどありません。

親や先生、学校、社会の価値観の中で、
どうすれば受け入れてもらえるのか。
どうすれば怒られずに済むのか。
どうすれば安心していられるのか。

そうしたTPOや、
その場で求められるふるまい方を、
子どもなりに感じ取りながら、
少しずつ身につけていきます。

もちろん、
外の基準を学ぶこと自体が悪いわけではありません。

人と関わりながら生きていくうえで、
周囲の価値観やルールを知ることは必要なことでもあります。

② 外の基準に適応している時期

身につけた外の基準に沿って生きることで、
ある程度うまくいっているように見える時期があります。

・ちゃんとしている
・頑張れている
・周囲に合わせられている
・空気を読めている
・期待に応えられている

そんなふうに、
自分でも「これでいい」と思えていたり、
周りから評価されたりすることもあります。

この時期は、
大きな問題が起きているようには感じません。

むしろ、
社会の中でうまくやれている。
人間関係も大きく崩れていない。
やるべきこともこなせている。

そんなふうに、
成長している、向上していると
感じることもあります。

けれど、その一方で、
「自分が本当はどうしたいのか」は、
まだはっきりしていないことがあります。

選んでいるようで、
「こうするのが普通だから」選んでいる。

頑張っているようで、
本当はどこかで「期待に応えないといけない」と感じている。

合わせているようで、
本当はどこかで「自分を出すと受け入れてもらえない」と思っている。

そうした思いが内側にあったとしても、
外の基準に沿って過ごし、
周りに受け入れられている間は、
その不安や違和感は、まだ大きく自覚されないことがあります。

誰かの期待。
周囲からの評価。
所属している場所のルール。
世間的に正しいとされる生き方。

そうしたものが、
自分の行動や選択を支えてくれるからです。

③ 違和感や混乱が出てくる時期

けれど、
これまで自分を支えてくれていた外の基準が、
だんだん合わなくなってくることがあります。

ちゃんとやっているのに、満たされない。
頑張っているのに、報われない。
周りに合わせているのに、苦しい。
認められているはずなのに、どこか虚しい。
何を目指せばいいのか、わからなくなる。

そんな違和感が出てくる時期です。

それまでは、
誰かの期待に応えること。
周囲から評価されること。
間違えないようにすること。
ちゃんとした人でいること。

そうした外の基準が、
自分の行動や選択を支えてくれていました。

けれど、
これまでと同じようにしていても評価されない
受け入れてもらえない環境に身を置くことになって
どうしていいかわからなくなったり、

その基準に合わせ続けても、
自分の内側が満たされないことに、
少しずつ気づき始める時期です。

この時期には、
人と比べて落ち込んだり、
自分を責める気持ちが強くなったり、
相手や環境への怒りが出たり、
何もしたくなくなったりすることもあります。

そんな反応が出る自分に混乱したり、
自分が自分でなくなってしまったかのように
感じることもあるかもしれません。

これまで頼りにしてきた外の基準だけでは、
自分の幸せを支えきれなくなってきた状態です。

外の基準に合わせて頑張れば安心できる、という土台が、
崩れたように感じたり、

自分の内側にある思いや望みとの間に、
ずれが出てきているのです。

この時期は、
とても苦しく感じることがあります。

この時期は、
とても苦しく感じることがあります。

外の基準に順応したまま生きていれば、
大きな混乱を感じずに済んだのもかもしれません。

けれど、
「このままでは苦しい」
「今までのやり方では満たされない」
と感じた人は、
そこで、自分の人生を生きる岐路に立っているのだと思います。

④ 自分の思いや基準に目が向き始める時期

違和感や混乱をきっかけに、
これまでとは違う視点や道筋を探し始めると、
少しずつ自分の内側に目が向き始めます。

たとえば、
他人軸や自分軸、自己否定の仕組みなど、
自分の中で起きていることを理解する考え方に触れることで、

「あ、そういうことだったのか」
「だから苦しかったのか」
「自分がダメだったわけではなかったのかもしれない」

と、気づきやすくなることがあります。

自分の苦しさには理由があった。
今までの頑張り方には背景があった。
自分がわからなくなっていたのは、
外の基準を優先してきたからだったのかもしれない。

そんなふうに見えてくることで、
少しずつ、自分の思いや本音にも目が向き始めます。

このサイトの記事が、
そのきっかけのひとつになればと思っています。

⑤ 自分の基準で選ぶ感覚が育っていく時期

自分の中で起きていたことが少しずつ見えてくると、
日常の中での選び方にも変化が出てきます。

「本当は、どう感じているのか」
「私は、何を大切にしたいのか」
「今の自分に合う選択は何か」

そんなふうに、
外の基準だけで判断するのではなく、
自分の内側にも問いかけるようになっていきます。

もちろん、
すぐに迷わなくなるわけではありません。

人の反応が気になったり、
これでいいのかなと不安になったり、
また外の基準に引っ張られることもあります。

それでも、
迷ったときに自分の内側へ戻って考えることが、
少しずつできるようになっていきます。

自分軸は、
一度気づいたら完成するものではありません。

日々の小さな選択の中で、
自分の思いや納得を確かめながら、
少しずつ育っていくものです。

自分軸カウンセリングやセミナーのワークでは、
こうした自分の感じ方や望みを言葉にしながら、
自分に合う選択を見つけていくことを大切にしています。

一人で考えていると、
自分の選択に不安になったり、

前の方が安心だったかもしれないと揺り戻り、
「正しい答え」を探してしまったり、
自分の本音がわからなくなったりすることがあります。

そんなとき、
自分の中で起きていることを一緒に扱いながら、
自分の基準に気づき、日常の選択につなげていくことで、
少しずつ自分軸が育っていきます。

自分の思いを置き去りにせず、
自分に合う選択を重ねていくこと。

その積み重ねが、
自分らしい幸せを築いていく力になっていきます。

まとめ

幸せの形は、人それぞれです。

これまで言われてきた「幸せの王道」を追いかけても、
それが自分の幸せにつながるとは限りません。

これから大切なのは、
誰かが決めた幸せの形に自分を合わせることではなく、
自分にとっての幸せを、自分の基準で見つけ、築いていくことです。

他人軸で生きてきた人は、
周りに合わせることや、期待に応えることを大切にしてきたかもしれません。

でも、どこかで
「このままでは苦しい」
「今までのやり方では満たされない」
と感じるなら、
それは自分らしい幸せへ向かう入口かもしれません。

自分軸を育てていくことは、
自分の人生を、自分の手に取り戻していくことです。

このサイトの記事や講座、カウンセリングが、
そのきっかけになればと思っています。

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