「しんどい」と感じるときに

自分がいない方がうまくいくと感じるあなたへ|やることが裏目に出てしまう理由と対処のヒント

「しんどい」と感じるときに

良かれと思ってやっているのに、
なぜかうまくいかない。

自分がいない方が、
何もしない方が、
かえって物事がスムーズに進む気がする。

そんな経験はありませんか。

そのたびに、
「自分の存在って何だろう」
「自分はいない方がいいのかもしれない」
と、胸が痛くなる人もいるかもしれません。

でも、ここで一度、
少し視点を変えてみてください。

それは、あなたの価値がないから
起きていることではありません。

実は、良かれと思って取っている行動そのものが、
状況をややこしくしてしまうこと
があるのです。

なぜ、そんなことが起きるのでしょうか。

察して動く人ほど、やることが裏目に出やすい理由

「自分がいない方がうまくいく」と感じやすい人には、
ある共通点があります。

それは、
存在意義を出そうとして、無意識に頑張ってしまうこと。

背景には、

  • 役に立たないと必要とされない
  • 必要とされなければ、自分には価値がない

そんな思い込みがある場合が少なくありません。

そのため、相手のためを思って
「察して動く」ことが習慣になりやすくなります。

・先回りして何かをしてあげる
・頼まれていないけれど、必要そうだと感じて動く
・相手にとってはこれが正解だろうと判断する

この行動自体は、思いやりから来るものです。

ただし、察して動いているとき、
心の奥では、

  • 役に立ちたい
  • 必要とされたい
  • ここにいていい理由が欲しい

という思いも同時に動いています。

その状態では、
判断に力が入りやすくなり、

「あれかな?」
「今のうちにやった方がいいかな?」
と、確認よりも想像が先に進みがちになります。

結果として、
相手が本当に求めていたこととズレが生まれ、
ありがた迷惑になったり、
空回りした印象を与えてしまうことがあるのです。

一度、立ち止まるという選択

もし心当たりがあるとしても
すぐに何かを変えようとしなくて大丈夫です。

まずは、

  • 察して動く前に、少し間を置く
  • 確認できることは、確認してから動く
  • 何もしない、という選択肢を残す

それだけでも、
関係性は落ち着きやすくなります。

良かれと思っても
あえてやらない、という判断も
立派な選択のひとつです。

「自分がいなくても回る」ことは、悪いことではない

「自分がいないと回らない」
「自分がいないと困る」

そう感じられる場所は、
一見、必要とされているように思えるかもしれません。

でも実は、
それはあまり健全な状態とは言えません。

例えば、職場や組織なら、

誰が抜けても、ある程度は回る

そんな状態の方が、
安心して人がいられる場です。

もし、あなたがいなくても
その場が回っていると感じたとしても、
それは、あなたの価値が否定された
ということではありません。

大切なのは、
あなたがその場にいたいかどうか。

あなたがその場所にいてもいいと
自分で感じるために、
周りに必要とされる状況を
無理に作らなくてもいいのです。

まとめ

・良かれと思って動くほど、裏目に出てしまう
・背景には「役に立たないと価値がない」という思い込みがある
・察して動くことで、安心を保とうとしていた
・「自分がいなくても回る」=価値がない、ではない

こうした動き方は、
自分の感覚よりも、周りの反応を基準にする生き方
とも言えます。

このサイトでは、
それを「他人軸」、
自分の感覚を基準に選び直していく生き方を
「自分軸」と呼んでいます。

この記事で感じた
「なぜかしんどかった理由」は、
この視点で整理すると、
もう少し見えやすくなるかもしれません。

自分軸・他人軸の違いについては、
こちらの記事でまとめています。