「しんどい」と感じるときに

親とのワダカマリを解消したいあなたへ|関係修復のための考え方と進め方

「しんどい」と感じるときに

あなたは、親との関係が良好ですか。

もし、どこかに引っかかりがあるとしたら
それは、いつ頃からでしょうか。

このタイトルに目が止まったということは
心の中に、何か残っているものがあるのかもしれません。

このワダカマリを
どうにかしたいと感じている方も
多いのではないでしょうか。

この記事では、
親との間に残っているワダカマリが
どのように生まれ、なぜ続くのかを整理しながら

関係の見え方が変わっていくための
向き合い方をお伝えします。

親へのワダカマリの正体

ワダカマリの背景には
出来事そのもの以上に

そのときに感じた感情や受け取り方が関係しています。

たとえば

  • 「愛されていない」と感じた
  • 「大切にされていない」と思った
  • 否定された、バカにされたと感じた
  • 理不尽な扱いを受けたと感じた
  • 自分の気持ちを踏みにじられたように感じた

こうした体験が積み重なることで
心の中に引っかかりとして残っていきます。

また反対に

  • 自分が親に対して強く当たってしまった
  • ひどいことをしたと感じている

そうした思いから、距離ができている場合もあります。

どちらであっても
そのときの感情が整理されないまま残っていることが
ワダカマリの正体です。

こうした気持ちが残っていると、
関係をどうしていいかわからなくなることもあります。

ワダカマリが関係に影響する理由

ワダカマリが残っていると

似た場面ややり取りの中で
過去の感情が呼び起こされやすくなります。

たとえば

  • 「また否定されるのではないか」
  • 「どうせ分かってもらえない」
  • 「大切にされないはずだ」

といったネガティブな思いが心の中に生まれます。

その状態で関わると

  • 素直に関われなくなる
  • 感情が強く反応しやすくなる
  • 距離をとろうとする

といった形で表れ、
結果として関係がぎくしゃくしていきます。

これは、性格の問題ではなく
心に残った体験の影響です。

ワダカマリに向き合う2つの方向

親との関係を見直していくときには
大きく分けて、2つの方向があります。

多くの場合は、
まず自分の内側を整理することから始めた方が
進みやすくなります。

方法特徴向いているケース注意点
親に伝える直接関係に働きかける関係を変えたい意志が強い場合反応はコントロールできない
自分の内側を整理する自分の感じ方を整える距離がある/関係が動かない場合時間をかけて向き合う必要がある

どちらが正しいというものではなく
状況によって選んでいくものです。

親に伝えるという選択

直接伝える方法は
関係が変わる可能性がある一方で

相手の反応はコントロールできません。

  • 覚えていない
  • 違う受け取り方をしている
  • 防御的な反応になる

こうしたことも現実には起こります。

そのため

「理解してもらうこと」を目的にすると
苦しさが増える場合があります。

もし伝える場合は

  • 自分がどう感じていたのか
  • 本当はどうしてほしかったのか

に焦点を当てることがポイントになります。

また、親の反応に関わらず
「伝えること」そのものに意味があります。

そして、伝えた自分に対して
「よくやった」とねぎらう視点も大切です。す。

自分の内側を整理するという選択

もう一つは
自分の内側を整理していく方法です。

これは

そのとき本当は何を感じていたのか
何を伝えたかったのかを

自分自身が受け取っていくプロセスです。

多くの場合

表に出ている「怒り」や「不満」の奥に

  • 悲しさ
  • 寂しさ
  • 分かってほしかった気持ち

が隠れています。

そこに気づくことが
整理の第一歩です。

親に伝えるかどうかに関わらず
この整理は土台になります。

また

・同じ反応を繰り返さなくなる
・親との関係の見え方が変わる
・他の人間関係にも影響が出る

こうした変化は、
自分の中で整理が進むことで起きていきます。

ただ、このプロセスは
一人で進めようとすると同じところで止まりやすく、
思うように整理が進まないことも少なくありません。

なぜなら、
自分の内側のことほど
自分では見えにくいからです。

カウンセリングでは、
その見えにくい感情や前提を
外側から一緒に整理していきます。

ワダカマリをそのままにせず、
きちんと向き合っていきたいと感じている場合は、
カウンセリングで見ていくことをおすすめします。

親がすでに他界している場合

親と向き合えないまま
関係が終わっている場合でも

できることはあります。

そのときの気持ちを
自分の中で受け取っていくことによって

後悔やワダカマリが
少しずつ変わっていくことがあります。

直接やり取りができなくても
心の整理は進めることができます。

まとめ

親とのワダカマリは

出来事そのものではなく
そのときに感じた気持ちが整理されずに残っている状態です。

そのままにしおくと
同じ反応を繰り返し続けることが珍しくありません。

だからこそ、
一度しっかり整理しておくことが大切です。

そのため

関係を変えるためには

  • 相手に働きかける
  • 自分の内側を整理する

この両方の視点があります。

どちらを選ぶにしても

まずは
自分が何を感じていたのかを見ていくことが
大切な土台になります。

関連記事

親とのワダカマリは、
今の人間関係の中での反応として
無意識に表れていることもあります。

たとえば「拗ね」という形で出ている場合もあります。


実際に、親との関係が変わっていくと、
関わり方そのものも少しずつ変わっていきます。

私自身も、以前は母との関係に距離がありましたが、
今では年に一度、一緒に旅行に行くようになりました。

そのときの様子は、こちらの記事で書いています。

ここまで整理してきた中で、

自分の中の感情を見ていくことの大切さを
感じられた方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、一人で向き合っていると
同じところで止まってしまうこともあります。

そう感じるときは、
カウンセリングという形で
一緒に見ていくこともできます。