大切にしている考え方

実は、自分軸には2つある|自分勝手との違いを整理する

大切にしている考え方

自分軸で生きると聞くと、
どこか「わがままになること」のように
感じる人もいるかもしれません。

そう思うと、
自分軸になることに
ためらいを感じるのではないでしょうか。

私は、自分軸には
大きく分けて2つあると考えています。

この2つを混同してしまうと、
「自分軸になると、人のことを考えない人になるのでは」
という誤解が生まれやすくなります。

この記事では、
2つの自分軸を整理しながら、
私がお伝えしている自分軸についてお話しします。

2つの自分軸とは

自分軸には、
大きく分けると
2つの方向があります。

ここでは、わかりやすく

「エゴ軸」と「信頼軸」

と呼びましょう。

どちらも、
自分の「したい」という思いで動く
という意味では、
確かに自分軸です。

ただ、

わがまま
人のことを考えない
自己中心的
自分の意見を押し通す
自分勝手

そんなイメージとして浮かびやすいのは、
「エゴ軸」の方です。

そして、
私がお伝えしている自分軸は、
「信頼軸」です。

ここから、
それぞれの違いを見ていきますね。

① エゴ軸とは

エゴ軸とは、
自分の欲求や損得を中心に動く自分軸です。

自分が得をするか。
損をしないか。
面倒なことを避けられるか。
思い通りになるか。

そうした快・不快や損得が、
選択の中心になりやすいのが特徴です。

ただし、
エゴそのものが悪いわけではありません。

「こうしたい」
「これは嫌だ」
「できれば得をしたい」
「面倒なことは避けたい」

そう感じること自体は、
誰の中にもある自然なものです。

けれど、エゴ軸では、
自分の欲求を叶えるために、
相手を利用する方向へ向かいやすくなります。

たとえば、
自分がやりたくないことを
誰かにやってもらおうとする。

自分の思い通りにならないと、
不機嫌になる。

相手が自分の都合に合わせてくれないと、
責めたり、圧をかけたりする。

こうした形で、
相手を自分の思い通りに
コントロールしようとする傾向があります。

ただし、エゴ軸は、
いつも自分の思いを押し通す形で
現れるわけではありません。

自分にとって望ましい結果を得るために、
相手に合わせたり、
機嫌を取ったりすることもあります。

外からは他人軸のように見えても、
その行動の中心にあるのが、
自分の損得や望む結果であれば、
エゴ軸からの行動と言えます。

一方で、思い通りにならずに不機嫌になることがあるからといって、
すぐに「自分はエゴ軸だ」と決める必要はありません。

人に合わせ続けたときに、
我慢の限界で感情を爆発させることがあるからです。

そのあたりは、こちらの記事で詳しく扱っています。
▶︎なぜ、他人軸の人は自分を「わがまま」だと感じてしまうのか

話を戻すと、エゴ軸では、
自分の望みを叶えるために、
相手を自分の都合に合わせようとしやすいのです。

ただし、
誰かにお願いすること自体が、
相手を利用することではありません。

違いは、
相手が断る自由を尊重しているかどうかです。

相手にも、
「やる」「やらない」を選ぶ自由がある。

その自由意思を尊重せずに、
自分の都合に合わせて動かそうとするとき、
エゴ軸が強くなっていると言えます。

② 信頼軸

信頼軸とは、
自分の気持ちや納得感を大切にしながら動く自分軸です。

自分はどうしたいのか。
何を大切にしたいのか。
どうすることが、自分にとって自然なのか。

そうした自分の内側の感覚を
大切にして選んでいきます。

また、
自分への信頼だけでなく、
他者や人生への信頼も土台にしています。

もちろん、
損得をまったく考えないわけではありません。

けれど、
損をしないことや、
得をすることよりも、

自分が納得できるか。
自分にとって大切なものを大切にできているか。

そうしたことを
大切にするのが特徴です。

そして、信頼軸では、
相手を自分の思い通りに
コントロールしようとはしません。

自分には自分の思いがあるように、
相手にも相手の思いがある。

自分の気持ちを大切にしながら、
相手の自由意思も尊重する。

そのうえで、
お互いにとって気持ちのいい着地点を探していく。

ただし、信頼軸だからといって、
いつも折衷案を探すわけではありません。

自分の選択を貫く場合もあれば、
相手に譲る時もある。

例えば、自分の生き方や進む道に関わる大切な選択なら、
誰に何を言われても、譲らないでしょう。

ただし、その場合も、
ただ自分の考えを押し通すのではなく、
自分が何を大切にしているのかを伝え、
できることなら理解してもらえるように動きます。

信頼軸では、
その選択を誰が決めるものなのかを
わかっているからです。

相手がどうするかを決めるのは、相手。
自分がどうするかを決めるのは、自分。

お互いの自由意思を尊重することも、
信頼軸の大切なあり方です。

反対に、
そのことが相手にとってはとても重要で、
自分にとっては譲っても納得できることなら、
相手の希望を優先することもあります。

信頼軸では、
いつも折衷案を選ぶ、
いつも自分を貫く、
いつも相手に譲ると
決まっているわけではありません。

そのときのお互いの心の奥にある望みや気持ち、
それぞれにとっての重要度や状況を見ながら、
自分の納得を置き去りにせず、
その都度、選んでいきます。

0か100かで決めるのではなく、
さまざまな要素を踏まえながら、
そのときの自分が納得できる選択をしていくのです。

もちろん、
いつも完璧にできるということではありません。

こうしたあり方を目指しているのが、
私がお伝えしている信頼軸です。

自分軸と聞くと、エゴ軸を思い浮かべやすい理由

では、なぜ、
自分軸と聞いたときに、
エゴ軸のイメージが
浮かびやすいのでしょうか。

それは、
人に合わせることが当たり前になっていた人ほど、
エゴ軸で動いている人を見たときに、

「自分を持っている人」
「強い人」
「自分の軸がある人」

のように感じやすいからです。

人のことを気にせず、
自分の意見を堂々と言って、
通しているように見える。

反感を買うことを、
恐れていないように見える。

自分には到底できないことを
してのけているように見える。

だからこそ、どこかで
憧れのようなものを抱きやすいのかもしれません。

そして、
そんな人を「自分軸」だと
認識しやすい。

一方で、信頼軸は、
相手のことにも配慮します。

その姿は、ともすると、
「相手に合わせている人」のように
見えることもあるでしょう。

だからこそ、
他人軸の状態にいる人ほど、
「自分軸」と聞いた時に、
エゴ軸のイメージが浮かびやすいのかもしれません。

そして、

「あんなふうにはなれない」
「あんなふうになりたいわけではない」
「でも、自分軸になるって、ああいうことなのだろうか」

と感じて、
自分軸へ進むことに
ためらいが出る。

そんなことが起きているのでは
ないでしょうか。

自分らしく幸せに生きる自分軸とは

私がお伝えしている自分軸は、
もちろん、信頼軸です。

なぜなら、
自分らしく幸せに生きる世界だからです。

他人軸は、
自分を抑え、
相手に合わせ続けることで
しんどさが深まりやすい生き方です。

では、エゴ軸での生き方は
どうでしょうか。

一見すると、
自分の望みを通していて、
幸せそうに見えるかもしれません。

実際に、
人の反応があまり気にならず、
罪悪感も少なく、
戦うことや勝つことが
モチベーションになる人もいるでしょう。

そういう人にとっては、
その世界が合っているように見えることもあります。

けれど、
私が考える幸せは、
やるかやられるか、
勝つか負けるかの世界ではありません。

他人軸も、
エゴ軸も、
どちらも、そのようなサバイバルの世界です。

やる側になるのか。
やられる側になるのか。

得をする側になるのか。
損をする側になるのか。

その世界にいる限り、
本当の意味での安心やつながりは
生まれにくいように感じます。

他人軸の背景にあるサバイバルな世界観については、
無料WEB講座の中で詳しく整理しています。

私が考える自分軸、信頼軸は、
自分も相手も大切にしながら、
お互いにとって気持ちのいい着地点を探していく世界です。

まとめ|自分軸は、自分勝手になることではない

自分軸には、
エゴ軸と信頼軸があります。

エゴ軸は、
自分の望みを通すために、
相手を動かそうとする方向に向かいやすい軸です。

自分勝手というイメージは
ここからくるものでしょう。

一方で、信頼軸は、
自分の気持ちや納得感を大切にしながら、
相手の自由意思も尊重していく軸です。

そして、私がこのサイトで
お伝えしているのは、
もちろん、信頼軸です。

自分への信頼だけでなく、
他者や人生への信頼も土台にしています。

自分を抑える方向から、
自分も相手も大切にする方向へ。

あなたも、そんな信頼軸へと
進んでみませんか。

自分軸について、もう少し知りたい方へ

他人軸でいるときに感じやすい、
「責められないように、嫌われないように、
自分を抑えて身を守る」という世界観や、

信頼軸の土台になる「3つの信頼」、
他人軸から信頼軸へ移行するときに
起こりやすいことなどを、
無料WEB講座の中で詳しく整理しています。

自分軸について、もう少し順を追って理解したい方は、
こちらをご覧ください。

自分を抑える生き方から、自分も大切にする方向へ

今感じている悩みを入口にしながら、
自分も大切にする方向へ進んでいきたい方は、
自分軸カウンセリングをご覧ください。

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