「しんどい」と感じるときに

傷つきやすい人の特徴と原因|人の言葉に傷ついてしまう理由を整理

「しんどい」と感じるときに

人の何気ない一言に、深く傷ついてしまう。
あとから何度も思い返して、苦しくなる。

「気にしすぎなのかな」と思いながらも、
うまく切り替えられない。

そんなふうに、自分の傷つきやすさに
しんどさを感じている方もいると思います。

傷つきやすいこと自体が悪いわけではありません。
ただ、その背景がわからないままだと、
人との関わりが苦しくなりやすくなります。

この記事では、

・なぜ人の言葉に強く傷ついてしまうのか
・そのとき心の中で何が起きているのか

を整理していきます。

「傷つく」とは、どんな状態なのでしょうか

誰かの言葉や態度によって、

・否定されたように感じた
・軽く扱われたように感じた
・大切にされていないように感じた

そんなときに、人は「傷ついた」と感じます。

このとき、多くの場合

「相手に傷つけられた」

と感じやすいものです。

もちろん、実際に配慮に欠ける言動や、
悪意のある関わりも存在します。

ただ一方で、
すべてがその構図とは限らない、という視点も持っておくと、
見え方が少し変わることがあります。

なぜ、傷つきやすいことが相手に伝わらないのか

こんなに相手の言葉に傷ついているのだから、
わかってもらえてもいいはずなのに、
なぜ同じようなことが繰り返されるのか。

そんなふうに、
不思議に感じたり、

もしかしてわざとなのでは、と考えてしまうことも
あるかもしれません。

ただ、ここには少し見えにくいポイントがあります。

傷つきやすさが周りに伝わらない理由は、
とてもシンプルです。

それは、
その場で反応できないことが多いからです。

突然の言葉にショックを受けると、

・頭が真っ白になる
・何も言えなくなる
・とりあえずやり過ごす

ということが起きやすくなります。

また、

・笑ってごまかしてしまう
・「やめてよ」と軽く返してしまう
・平気なフリをしてしまう

といった反応になることもあります。

こうした反応は、
本当は嫌だと感じていても、
相手には「大丈夫そう」と受け取られやすくなります。

傷つきを大きくする「意味づけ」とは

ここで一つ、大切な視点があります。

それは、
人は「言われたことそのもの」だけで傷ついているわけではない、
ということです。

多くの場合、

その言葉をどう受け取ったか
そこにどんな意味をつけたかによって、
傷つき方が大きく変わります。

例えば、

・馬鹿にされたように感じた
・否定されたように感じた
・価値がないと思われた気がした

など、

言葉そのものではなく、
そこから受け取った意味に反応していることが多いのです。

人の言葉は、そのまま「事実」とは限りません

また、誰かからの評価や言葉は、

「あなたがそういう人である」という事実そのものではなく、
その人からそう見えた、という一つの見方です。

人はそれぞれ、

・これまでの経験
・価値観
・前提

を通して、物事を見ています。

そのため、同じ出来事でも、
受け取り方、感じ方には個人差があります。

だからこそ、

「そういう見え方もあるんだな」

と一度受け止めた上で、

それをどう扱うかを考える余地があります。

自分の中にある「傷つく種」

さらにもう一つ、重要な要素があります。

それは、自分の中にある

・責めている部分
・触れられたくない部分
・気にしている部分

です。

例えば、

「自分はダメだ」と思っている部分があると、
そこに触れるような言葉に、強く反応しやすくなります。

また、実際に言われていなくても、

「そう言われた気がする」
「そういう意味に聞こえる」

という形で受け取ってしまうこともあります。

これが、ここでいう「傷つく種」です。

こうした部分があると、
傷つきやすさにも大きく影響します。

自分を責めてしまうことについては
こちらの記事で詳しく整理しています。
▶︎ 自分を責めてしまうのが苦しいあなたへ

傷ついたときに、まず整理したいこと

もし、強く傷ついた出来事があったときは、

いきなりその場でうまく対応しようとしなくても大丈夫です。

まずは落ち着いてから、

・何を言われたのか
・どう感じたのか
・どんな意味に受け取ったのか
・本当はどうしてほしかったのか

を整理してみることが大切です。

その整理ができると、

相手に伝えるにしても、
自分の中で受け止め直すにしても、
少し扱いやすくなります。

また、今後同じような場面で、

「これは自分が強く反応しやすいポイントなんだな」

と気づけることもあります。

まとめ

傷つきやすさは、単に気にしすぎだから起きているわけではありません。

・相手の言葉
・その受け取り方
・自分の中にある痛み

これらが重なって、苦しさが大きくなることがあります。

だからこそ必要なのは、

傷つくことを言われても、
無理に気にしないようにすることではなく、

自分がどこで反応しやすいのかを知っていくことです。

そうしていく中で、結果として
人の言葉に、必要以上に傷つかなくなっていきます。

関連記事

自分の反応を一人で整理しようとしても、
同じところで引っかかってしまうことがあります。

そういうときは、
日々の出来事をもとにしながら

・どこで強く反応しているのか
・どんな前提が影響しているのか

一緒に見ていくことで、
自分では気づきにくい反応や背景を整理していきます。

そうしていく中で、
同じようなことで強く反応しにくくなっていきます。