「しんどい」と感じるときに自分らしく生きる

やるのも怖い、やめるのも怖いとき|自分の本心がわからなくなる理由

「しんどい」と感じるときに

「自分がどうしたいのかわからない」

そう感じることはありませんか。

本当は、
やった方がいいことはわかっている。

でも、いざ動こうとすると怖くなる。

かといって、やめようとしても、
それはそれで不安になる。

そんなふうに、
やることも怖い。
やらないことも怖い。

この状態になると、
自分の本心がどこにあるのか、
わからなくなってしまうことがあります。

そして、苦しくて
身動きが取れなくなってしまうのです。

この記事では、
やるのも怖い、
やめるのも怖いと感じるときに、
心の中で何が起きているのかを整理していきます。

そして、
その背景にある他人軸の影響についても
見ていきます。

「やろう」の内側に、「やらなきゃ」が隠れていることがある

あなたが今、
「やろう」と思っていること。

それは本当に、
自分の中から出てきた「やりたい」でしょうか。

人から期待されているように感じたり、
世間ではそうするのが常識のように思えたり、
「こうした方がいいのだろうな」と思ったりするうちに、
いつの間にか
「やる方向」で考えていることがあります。

でも、その「やろう」は、
自分の内側から自然に出てきた
「やりたい」ではなく、

人の期待や反応、
世間の正しさを基準にした
「やらなきゃ」になっているのです。

こうした、
自分の感覚よりも、
人の期待や反応を基準にしている状態が、
他人軸です。

その場合、
「やろう」と思っていること自体が、
すでに苦しさのタネになることがあります。

「やらなきゃ」で動こうとすると、心にブレーキがかかる

そのように、他人軸の「やろう」は、
自分の願いから出てきたものではなく、
「やらなきゃ」になっていることがあります。

そして、
「やらなきゃ」と思っていることほど、
心にブレーキがかかりやすくなります。

そのブレーキには、
大きく分けると2つあります。

ひとつは、
「うまくできるだろうか」
「期待に応えられるだろうか」
「がっかりされないだろうか」

という不安から出てくる怖さです。

もうひとつは、
そもそも本当はやりたくないから、
心が止まっている場合です。

けれど、他人軸が強くなっていると、
その「やりたくない」という感覚に
気づけなかったり、

気づいたとしても、
わがままや逃げのように
感じてしまうことがあります。

「やらなきゃ」と思っているけれど、
怖いから動けないのか。

それとも、
本当はやりたくないから
心が止まっているのか。

または、
本当はやりたくない気持ちがありながら、
「やらなきゃ」と思い、
そのうえで失敗する怖さも重なっているのか。

そこが混ざってしまうと、
自分がどうしたいのかが
ますます見えにくくなっていきます。

「やらなきゃ」というアクセルと、
心の奥から出てくるブレーキの間で、

やろうと思っているのに動けない。
そんなふうに、心が止まってしまうのです。

やめることにも怖さが出ると、どちらにも進めなくなる

「やらなきゃ」というアクセルと、
「失敗してはいけない」というブレーキが
同時に押されているだけでも、
心はとても苦しくなります。

けれど、さらに苦しくなることがあります。

それは、
怖いからやめたいと思っても、
やめることにも怖さが出てくる場合です。

やることを期待されているとき、
やめることは、
その期待に応えないことのように感じられます。

すると、

「やめたら、がっかりされるかもしれない」
「やめたら、責められるかもしれない」
「やめたら、見放されるかもしれない」

そんな怖さが出てきます。

その結果、
やろうとするのも怖い。
でも、やめるのも怖い。

進むこともできず、
引くこともできず、
どちらにも動けなくなってしまうのです。

この状態になると、
八方塞がりのような気持ちになり、
自分が本当はやりたいのか、
やめたいのかさえ、
わからなくなってしまうことがあります。

怖さは、自然に小さくなるものではない

ややるのも怖い。
やめるのも怖い。

そんな状態になっているとき、
「この怖ささえなくなれば、動けるのに」
と感じることがあります。

けれど、
他人軸の中で生まれた怖さは、
自然に小さくなるものではありません。

なぜなら、その怖さには、

「期待に応えなければ」
「失敗してはいけない」
「がっかりされたくない」

といった、
人の反応を基準にした思いから
生まれているからです。

つまり、
怖さの元にある基準が他人にあるままだと、
また同じ怖さが出てきやすくなります。

自分の本心に戻るために、「やりたい」と「やらなきゃ」を分けてみる

だからこそ大切なのは、
怖さだけをなんとかしようとすることではなく、
その怖さがどこから来ているのかを
見ていくことです。

そもそも、
その「やろうとしていること」は、
自分の中から出てきた
「やりたい」なのか。

それとも、
他人軸の中で生まれた
「やらなきゃ」なのか。

まずは、そこを分けてみます。

「やらなきゃ」から始まっている場合、
やるときの怖さも、
やめるときの怖さも、
どちらも、人の反応や期待を基準にした怖さです。

その場合、
本当に必要なのは、
その方向にもっと頑張って動くことではなく、
自分の感覚に戻ってみることです。

「本当は、自分はどうしたいのか」
「何を大切にしたいのか」

その問いに戻ってみることで、
これまで見えていなかった選択肢が
少しずつ見えてくることがあります。

まとめ

他人軸が強くなっていると、
自分では「やろう」と思っているつもりでも、
その内側では
「やらなきゃ」になっていることがあります。

その状態で、
うまくできるかどうかの不安や、
本当はやりたくない気持ちが重なると、
心にブレーキがかかりやすくなります。

さらに、
やることも怖い。
やめることも怖い。

そんな八方塞がりのような状態は、
他人軸の人にとって
とても苦しくなりやすい状況です。

そんなときは、
「この怖さをどうにかできないか」
と考えがちです。

怖さがあること自体が
問題のように感じるかもしれません。

けれど、大切なのは、
その怖さがどこから来ているのかを
見ていくことです。

そして、
そもそもそれは
自分の中から出てきた「やりたい」なのか、
他人軸の中で生まれた「やらなきゃ」なのかを
分けてみることです。

もし、
「やらなきゃ」だったのなら、
「本当は、自分はどうしたいのか」
を考えてみること。

そこから、
他人軸の見方では見えていなかった
自分軸で選び直す入口が
見えてきます。

自分の反応を見直し、自分軸で選び直していきたい方へ

やるのも怖い。
やめるのも怖い。

そんなふうに身動きが取れなくなるとき、
その奥には、
人の期待や反応を基準にした怖さや、
本当はやりたくない気持ちが
絡み合っていることがあります。

自分軸カウンセリングでは、
今起きている迷いや怖さを入り口にしながら、
その奥にある感情の動き、思考のクセ、反応パターンを
一緒に見ていきます。

自分の中で何が起きているのかが見えてくると、
自分を責めるのではなく、
反応の理由として理解しやすくなります。

そして、
他人の期待や反応を基準にするのではなく、
自分の感覚を基準に
選び直しやすくなっていきます。

同じような迷いや怖さを繰り返していて、
これからの選び方を変えていきたい方は、
自分軸カウンセリングをご利用ください。

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