「しんどい」と感じるときに

自分には価値がないと感じてしまうあなたへ|無価値感の正体と最初の整え方

「しんどい」と感じるときに

しんどさを感じながら日々を過ごしているとき、
その背景に

「自分には価値がない」

という感覚があることは少なくありません。

無価値感とは、
自分の存在や行動に意味や価値を見出せない感覚のことです。

この感覚があると

・人からどう思われるかが気になる
・必要とされていないと不安になる
・役に立とうとして無理をしてしまう

といった状態が続きやすくなります。

この記事では
無価値感がどのように形づくられるのかを整理し、
そこから抜け出すための最初の一歩をお伝えします。

無価値感の正体|自分の価値をどう捉えてしまっているのか

無価値感を抱えているとき、
自分の価値は、次のような基準で測られやすくなります。

それは

「愛される価値」「必要とされる価値」

です。

「そのままでは愛されない」という前提

子どもの頃の体験の中で

・ありのままでいると受け入れられなかった
・誰かと比べられて評価された
・役割を果たすことで関係が保たれていた

といった経験があると、

「普通にしている自分では愛されないのではないか」

という前提がつくられることがあります。

このとき

「何かしなければ、ここにいてはいけない」

という感覚がセットになります。

愛されるための行動パターン

その前提のもとで、無意識に選ばれやすい行動が

・役に立つ
・期待に応える(いい子でいる、成果を出す)
・相手に合わせる
・相手の気分を害さない

といったものです。

これ自体は悪いことではありません。

ただし、

「そうしないと自分には価値がない」
「そうしないと一緒にいてもらえない」

という前提で続けていると、
どれだけやっても安心できなくなります。

「見捨てられないために価値を証明する」構造

これは、裏を返すと

・必要とされていれば大丈夫
・役に立てばここにいていい

という考え方があるこことになります。

そのように自分の価値を証明できていれば、
関係の中にとどまることができる。

そう感じている状態です。

その結果、

自分の価値が
周りの反応によって決まる状態(他人軸)
になりやすくなります。

価値感を整えるための最初のステップ

ここでいきなり

「自分には価値があると思おう」

とするのは現実的ではありません。

まず整えたいのは、もっと手前の部分です。

自分が何を感じているかを扱う

無価値感が強いときは、

「相手がどう思うか」はよく考えていても
「自分がどう感じているか」が後回しになりやすくなります。

そこで最初のステップとして、

自分の感覚や気持ちをそのまま扱うこと
を意識してみてください。

具体的なやり方

ることはシンプルです。

・今、何を感じているかを言葉にする
・「そう感じているんだな」とそのまま認識する

方法としては

・日記やメモに書く
・感情を言葉でリストから選ぶ
・誰かに話してみる

などがあります。

ここで大切なのは、

評価や正しさを入れないことです。

「こんなふうに感じる自分はダメだ」ではなく
「そう感じているんだな」と扱うこと。

この積み重ねが、

他人の基準ではなく
自分の内側を基準にする土台になります。

まとめ

無価値感は、

「自分には価値がない」という結論そのものというより、

・どうやって価値を測るか
・何をもって“いていい”とするか

という基準の偏りから生まれていることが多いものです。

そのため、

いきなり考え方を変えようとするよりも

・自分の感じていることに気づく
・それを否定せずに扱う

というところから整えていく方が現実的です。

こうして整えていく中で、
価値の捉え方も少しずつ変わっていきます。

どう価値ある自分になるか
どう価値をつけていくかではなく

人としての価値を
誰かに証明し続ける必要はない

そんな視点へと変わっていきます。

自分との向き合い方に迷いを感じたときは

ここまでの内容を一人で整理していく中で、

・考えはわかるけれど感覚がついてこない
・どこから手をつければいいかわからない

と感じることもあると思います。

そんなときは、

一人で無理に進めようとしなくても大丈夫です。

自分の感じ方や考え方を整理しながら、
今の状態に合った関わり方を一緒に見ていくこともできます。

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