あなたは、
・なぜか同じことで苦しくなる
・頭ではわかっているのに反応が変えられない
そんな感覚を持ったことはありませんか。
それは「性格」ではなく、
これまでの体験の中で身についた反応として
起きている可能性があります。
この記事では、
・なぜ同じ反応が繰り返されるのか
・その反応はどう扱えるのか
・実際に変化が起きた事例
を整理していきます。
トラウマとは「反応のパターン」として残るもの
トラウマというと、
強い出来事を思い出すことをイメージされることもありますが、
実際には、
・ある状況になると強く反応してしまう
・感情がコントロールしづらくなる
・言いたいことが出てこなくなる
といった「反応の形」で残ることが多くあります。
これは、
そのときの体験の中で
自分を守るために身につけた反応でもあります。
たとえば、
・言ってはいけない
・迷惑をかけてはいけない
・ちゃんとしていないといけない
といった形で、
そのときの体験をもとに
自分の中にルールがつくられていきます。
その結果として、
言動の幅が狭くなったり、
抑え込む形で反応が出やすくなることがあります。
これらは当時は必要なものだったとしても、
もし今、それによって困りごとが生まれているのであれば、
今の自分には合わなくなっている可能性があります。
なぜ反応は変わりにくいのか
反応が変わりにくいのは、
その背景にある
・当時の感情
・そのときの意味づけ
が整理されないまま残っているためです。
そのため、
出来事は違っていても
似たような場面で同じ反応が起きます。
ここで大切なのは、
「何があったか」だけでなく
・そのとき何を感じたのか
・その体験をどう受け取ったのか
を見ていくことです。
心の中で起きていることに気づくプロセス
カウンセリングでは、
今の反応からたどりながら
その背景にある体験や感情を見ていきます。
その過程で、
・強い感情が出てくる
・身体の感覚が変わる
・涙が出る
といったことが起きる場合があります。
これは特別なことではなく、
これまで抑えられていたものに
触れているサインでもあります。
このプロセスを通して、
・自分が何を感じていたのか
・なぜその反応になったのか
が少しずつつながっていきます。
また、このように感情に触れていくプロセスは、
これまで見ないようにしてきたものに触れている状態でもあります。
そのため、
「一人では直視できなかった」
「どう扱えばいいかわからなかった」
という言葉を聞くことも少なくありません。
それは、無理もない反応でもあります。
カウンセリングでは、
ただ開くだけではなく、
その体験を一緒に見て、
整理し、その頃の自分を理解しながら
意味づけを整えていくところまでを
大切にしています。
その後に起きる変化
こうした整理が進むと、
・同じ場面でも反応が変わる
・自分の感情に気づきやすくなる
・選択の幅が広がる
といった変化が見られることがあります。
重要なのは、
無理に変えることではなく、
「仕組みがわかること」です。
仕組みが見えてくることで、
これまで自動的に起きていた反応に
距離が取れるようになります。
カウンセリングでの変化の事例
ここでは、実際にカウンセリングを受けた方の事例を
ご本人の許可のもとご紹介します。
この方は、
「自分は邪魔な存在だ」という感覚を
子どもの頃から持っていました。
カウンセリングの中で、
その背景にある体験と感情に触れ、
これまで気づいていなかった部分がつながっていきました。
その後、
・自分の内側で何が起きているのかが見えるようになり
・自分の感覚に気づきやすくなり
・これまでとは違う選択ができるようになっていきました。
体験した方の声
先日は、カウンセリングをして頂きまして
ありがとうございました
カウンセリングの中で
自分では意識していなかった思いが
心の奥にあったことを知り
それが今の悩みとつながっていることに
気づきました
胸の奥がえぐられるような感覚とともに
涙が出てきて
自分の中に、ずっと泣いていた
小さな自分がいたことに気づきました
これまで気づかないまま
過ごしてきたことに驚きましたが
今は少しずつ、
その自分を受け止められている感覚があります
ずっと感じていた
「自分は邪魔な存在」という感覚も
背景がわかったことで
見え方が変わってきました
このことに一人で気づくのは
難しかったと思います
本当にありがとうございました
なぜこのプロセスが大切なのか
このような体験を通して起きる変化は、主に3つあります。
① 自分の内側に意識が向く
これまで外側に向いていた意識が、
自分の内側に向くようになります。
「自分はどう感じているのか」
に気づきやすくなります。
② 心の仕組みが理解できる
反応の理由がわかることで、
同じことが起きたときにも
「またこういう流れなんだな」と
整理して見られるようになります。
③ 反応は変えられると知る
これまで変えられなかった反応も、
仕組みが見えることで
変化の余地があることに気づきます。
カウンセリングという選択肢について
ここまでの内容を読んで、
・自分の中で何が起きているのか整理してみたい
・反応の背景をもう少し見てみたい
と感じたときは、
カウンセリングという形で
一緒に見ていくこともできます。
カウンセリングでは、
今の困りごとを起点にしながら
その背景にある
・思考のパターン
・感情の動き
・体験のつながり
を整理していきます。
無理に変えるのではなく、
構造を見ていくプロセスになります。
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トラウマや反応の仕組みについて、
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親との関係も含めて、
なぜ同じようなパターンが繰り返されるのかを整理したいときは、
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