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自分軸makingパートナーの
高橋かのんです。

あなたは、
「なぜ、私たちには不快なネガティブ感情があるのか」
と疑問に思ったことはありませんか?
人間の体は本来、
自分を守り、生きていくために都合よく進化してきているはずです。
それなのに、なぜ
わざわざ「苦しい」「悲しい」「イライラする」といった
不快な感覚を味わうようにできているのでしょうか。
長年、自分自身のネガティブな感情に悩み、
人の感情にも振り回されてきた私は、
ずっとそのことが不思議でした。
例えば、体の「痛み」は、
「ここ、怪我してるよ。手当してね」
「オーバーワークだよ、休ませて」
という体からのサインですよね。
だとしたら、ネガティブな感情の「不快さ」も、
私たちに何かを求めているサインなのでしょうか。
今回は、このネガティブな感情の役割について、
少し整理してみたいと思います。
ネガティブ感情は、もともと必要だった
たとえば、赤ちゃんは
不快を感じると泣いて、
周りに助けを求めます。
自分では対処できないからこそ、
不快が大事なサインになっているのですよね。
また、もっと原始的なところで見れば、
人は危険の中で生きていた時代、
「戦う」「逃げる」という反応が必要だったはずです。
怒りは、戦うために。
怖さは、逃げるために。
そう考えると、ネガティブ感情は
ただ私たちを困らせるためのものではなく、
もともとは生きるために必要なものだったとも言えそうです。
けれど今は、それだけではないように思う
ただ今の私たちは、日々、命の危機の中で
戦うか逃げるかを決めているわけではありません。
それでも、不安になったり、焦ったり、怒ったり、
落ち込んだり、虚しくなったりします。
そう考えると、ネガティブ感情は
ただ生き延びるためだけの反応としては、
捉えきれないように思うのです。
では、今の私たちにとって
ネガティブ感情は、どんな意味を持っているのでしょうか。
「不安」や「焦り」を原動力にすることの限界
以前の私は、
ネガティブな感情は
「行動するための原動力」だと思っていました。
不安だから、失敗しないように準備する。
焦っているから、とにかく何かしなきゃと動く。
怒りを感じるから、現状を変えようと立ち向かう。
確かに、こうした感情をエネルギーにして
動くことはできます。
でも、「不安」や「焦り」で動いている間って、
ずっと心が苦しいですよね。
常に戦いモードで張り詰めているような状態なので、
心も体も消耗しやすくなります。
そして、
「不安だから動く」
「焦るから急ぐ」
を繰り返していると、
不安や焦りを抱えながら生きること自体が
普通になってしまうこともあります。
ネガティブな感情に押されるまま行動しても、
本当の意味で満たされた感覚には
つながりにくいのかもしれません。
ネガティブな感情は、自分を知るためのサイン
心理カウンセラーとして、
自分や多くの方の心と向き合ってきた中で、
ひとつの視点に行き着きました。
それは、ネガティブな感情の不快さは、
やはり「今の状態を見直すタイミングですよ」という、
自分自身からのサインなのではないか、ということです。
「このままでは苦しくなるよ」
「どこかに無理があるよ」
「少し立ち止まって見てみて」
そんなメッセージとも言えるのかもしれません。
不安だから何かする。
焦るから急いで動く。
怒りのままぶつける。
そうやって反応しているときは、
感情に振り回されやすく、
その奥にあるものは見えにくくなります。
だからこそ、
「なぜ今、私はこんなに不快なのだろう?」
「本当はどうしたかったのだろう?」
と、自分の内側に目を向けるきっかけに
できることもあるのだと思います。
ネガティブ感情との付き合い方が変わるとき
ネガティブな感情は、
私たちをただ苦しめるためにあるのではなく、
自分の状態や生き方を見直す入口にすることもできるものです。
自分軸を見失っているとき。
本当は大切にしたい感覚から離れているとき。
無理を重ねているとき。
感情は不快さを通して
何かを知らせてくれているのかもしれません。
そう考えると、ネガティブ感情は
ただ困ったもの、消したいものではなく、
自分を知るための手がかりとして
見ることもできるようになります。
もちろん、ネガティブな感情そのものは
しんどいものです。
けれど、それをただ悪いものとして遠ざけるのではなく、
そこにどんなサインがあるのかを
少しずつ受け取れるようになると、
感情との付き合い方も、
日々の感じ方も、
少しずつ変わっていくのかもしれません。
最後に
ネガティブ感情は、
できれば感じたくないものです。
でも私は、
それは人生をしんどくするためだけにあるのではなく、
自分の無理やズレ、
そして本当は大切にしたいものに
気づくための入口として
捉えることもできると感じています。
もし今、ネガティブな感情を
ただ困ったものとして見るのではなく、
少し違う角度から見てみたいと感じるなら、
そんな見方もあるのだと、
この記事がひとつのきっかけになればうれしいです。
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