「自信がない」
そんな悩みや生きづらさを感じている方は、とても多いものです。
自己肯定感という言葉も一般的になり、
「自分は自己肯定感が低いのかもしれない」
と感じている方もいらっしゃるかもしれませんね。
あなたは、いかがですか?
実は、一概に「自信がない」と言っても、
その言葉の奥に隠れている意味や背景には、いくつかの種類があります。
今日は、この「自信がない」という状態について、
4つのタイプからその構造を整理していきたいと思います。
自分がどのテーマで立ち止まっているのか、一緒に紐解いていきましょう。
「自信がない」に隠された4つの意味
「自信がない」と感じるとき、
大きく分けると、次の4つがあります。
- できる自信がない
- 自分の意見に自信がない
- 自分への信頼が薄れている
- 愛される・好かれる自信がない
どれか一つだけに当てはまる人もいれば、
いくつか重なっている人もいます。
まずは、
自分はどのタイプに近いのかを
見てみてください。
①「できる自信がない」タイプ(結果への恐れ)
「やってみたいことがあるけれど、
うまくいく自信がないから動けない」
このような意味で使っている方が、一番多いかもしれません。
このタイプの奥にあるのは、「失敗への恐れ」です。
このタイプの奥には、
「できるか、できないか」
「成功か、失敗か」
という結果への意識があります。
結果が気になるほど、
まだやっていないことに対しても、
「うまくいく確信が持てないと動けない」
と感じやすくなります。
すると、
完璧に準備を整えようとしたり、
逆に最初から諦めてしまったりと、
身動きが取りにくくなってしまいます。
そのため、このタイプの方は、
自信さえあれば挑戦できるのに
と考えている傾向があります。
自信をつけてから動くというより、
小さく試す中で自信が育つこともあります。
参考記事:失敗が怖くて動けないあなたへ|チャレンジできない理由と整え方
②「自分の意見に自信がない」タイプ(正解への縛り)
「自分に自信がない」と言う人の話をよく聞いていくと、
実は、
自分の意見に自信がない
というケースもあります。
このタイプの方は、
「これが正しい」とわかれば言える
間違っていないと確信できれば言える
と思いやすい傾向があります。
つまり、
自分の意見が正しいかどうかに
自信が持てないのです。
その背景には、
否定されたくない
バカにされたくない
間違っていると思われたくない
負けたように感じたくない
といった気持ちが
隠れていることがあります。
意見は、正解・不正解ではなく、
「違い」である場面が多いものです。
「正しさ」を基準にしてしまうことで、
自分の素直な思いを表現することが怖くなってしまうのです。
参考記事:自分の意見を言うのが怖いあなたはどのタイプ?|背景を知り、自分軸を育てるヒント
③「自分への信頼が薄れている」タイプ(自分との不一致)
3つ目は、
自分への信頼が薄れているタイプです。
自信とは、
「自分を信じる」と書きます。
このタイプの方は、
能力の問題というよりも、
自分が自分を信じられなくなっている
という状態に近いかもしれません。
たとえば、
やろうと思ったことが続かない
決めたことを守れない
本当にしたいことを後回しにしている
人に合わせてばかりで、自分の選択がわからない
自分の気持ちを無視することが多い
こうしたことが続くと、
自分への信頼は少しずつ薄れていきます。
「またできなかった」
「どうせ私は続かない」
「自分で決めても意味がない」
そんなふうに感じやすくなるのです。
参考記事:頑張れない自分から抜け出す方法|原因と向き合う3つの視点
④「愛される・好かれる自信がない」タイプ(存在価値と他人軸)
普通にしているだけでは、愛されないのではないか。
好かれないのではないか。
そんな感覚から来る「自信がない」です。
その奥には、
「そのままの自分では受け入れてもらえないのではないか」
という不安があることもあります。
そのため、
愛されたい、嫌われたくないという気持ちを起点に、
他者に合わせることや、嫌われないよう振る舞うことが続くケースです。
これは他人軸の状態と深く関わっています。
自分の価値を他人の評価に預けてしまっているため、
どれだけ頑張っても、安心感につながりにくいことがあります。
参考記事:自分には価値がないと感じてしまうあなたへ|無価値感の正体と最初の整え方
自信を育てる前に、自分の「自信がない」の中身を見てみる
ここまで、
「自信がない」を4つに分けて見てきました。
- できる自信がない
- 自分の意見に自信がない
- 自分への信頼が薄れている
- 愛される・好かれる自信がない
同じ「自信がない」でも、
中身はそれぞれ違います。
だから、
ただ漠然と
「もっと自信をつけなきゃ」
と思うよりも、
私は、どの意味で自信がないと感じているのだろう?
と見てみることが大切です。
できる自信がないなら、
小さく経験を積むことが役に立つかもしれません。
自分の意見に自信がないなら、
正しさよりも、自分の考えを育てていく視点が必要かもしれません。
自分への信頼が薄れているなら、
小さな約束を守ることから始めるとよいかもしれません。
愛される自信がないなら、
「愛されるために頑張る」前に、
その不安がどこから来ているのかを見ていくことが大切です。
自信がある・ないに振り回されないために
本当のゴールは、
「いつでも自信満々になること」ではないと
あなたも感じているかもしれません。
自信を持って取り組めることもあれば、
取り組めないこともあります。
うまくいくと感じられることもあれば、
不安になることもあります。
それでも、
自分の感覚を確かめながら選べる
失敗しても、自分を責めすぎずに立て直せる
人と違う意見を持っていても、自分の考えを見失わない
愛されるために無理をしすぎなくなる
そんなふうに、
自分との関係が整ってくると、
自信があるかないかに
以前ほど振り回されにくくなっていきます。
自信をつけることそのものよりも、
自分の中で何が起きているのかを知ること。
そして、
自分の感覚を基準に選び直していくこと。
その積み重ねが、
自分を大切にする感覚を育て、
結果として、自分への信頼にも
つながっていきます。
すると、
無理に自信を持とうとしなくても、
やりたいことに取り組みやすくなり、
傍から見ると、
自信があるように見えるのだと思います。
自分のパターンをもう少し見ていきたい方へ
同じ悩みを繰り返しているとき、
表面的な出来事だけを整理しても、
また同じ反応に戻ってしまうことがあります。
自分軸カウンセリングでは、
今起きている悩みを入り口にしながら、
その奥にある感情の動き、
思考のクセ、
反応パターンを一緒に見ていきます。
自分の中で何が起きているのかが見えてくると、
「自分がダメだから」
「自信がないから」
と責めるのではなく、
反応の理由として理解しやすくなります。
反応の理由が見えてくることで、
感情に飲み込まれにくくなり、
自分の感覚を基準に選び直しやすくなっていきます。
自信のなさの奥にあるパターンを整理し、
これからの選び方を変えていきたい方は、
自分軸カウンセリングをそのための場としてご活用ください。

自分軸・他人軸について知りたい方へ
自信のなさの背景には、
他人の反応や評価を基準にしてきたことが、
深く関わっていることが少なくありません。
自分軸・他人軸について
まず整理したい方は、
こちらの記事も参考にしてください。
▶︎ 他人軸と自分軸の違いとは?
また、
自分軸について体系的に知りたい方は、
無料WEB講座もご覧ください。
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